福岡市の南に隣接し、古くから博多と大宰府を結ぶ交通の要所として繁栄した大野城市。今も国道3号や九州自動車道、福岡都市高速道路、JRと西鉄が通り、福岡空港にも近い、交通の便に恵まれた地域です。また、東北部の四王寺山や乙金山、南部の牛頸山などを中心に貴重な緑も残っているため、住みやすいまちとして人口増加が続いています。
現在の市域が一つの自治体として発足したのは、明治22年の村制の施行による大野村の誕生で、当時の人口は、3,855人でした。その後、昭和25年に町制を施行し大野町となり、このころから人口の流入が始まりました。この傾向は昭和30年代の後半から強まり、人口の急増が続きます。