山梨県の西側、南アルプス山麓に位置する南アルプス市は、美しい自然に囲まれた地域です。
総面積264.07平方キロメートル(平成22年7月30日画定)、山梨県の面積の約5.9パーセントを占めています。人口は73,014人(平成22年4月1日現在)であり、年々増加しています。
南アルプスの主峰北岳を頂点とした東西に細長い形で、冬は寒さが厳しく、夏は気温が高いという盆地特有の内陸性気候です。
富士川で舟運が行われていた頃には、信州へ至る交通の要衝として栄えていました。そのため今でも個性的な地場産業や伝統文化が息づいているのが特徴です。
御勅使川扇状地やそれに続く低地では果樹栽培が盛んに営まれ、春から秋にかけてたくさんのフルーツが実る果樹園は、この地域を代表する景色となっています。