本市は、首都東京からほぼ100km圏、甲府盆地の東寄りに位置し、“桃・ぶどう日本一の郷”、石和・春日居温泉郷を擁する樹園都市、観光都市として知られています。
地勢的には、笛吹川に沿って広がる平坦地を中心に、南に広がる緩やかな丘陵地、北側の秩父山系から連なる大蔵経寺山や兜山、南側の御坂山地に囲まれたまとまりのある盆地地形となっています。平地部と山麓部は、市街地や集落地が形成され、それを取り囲むように果樹地帯が山麓まで広がっています。
市内には、温泉街や桃・ぶどうなどの果樹園に囲まれた美しい樹園景観をはじめ、豊かな自然、貴重な植物群落、古代の遺跡群や社寺、鎌倉街道や若彦路等の古道、文学碑、古民家や特徴のある農村景観、甲府盆地を一望する優れた眺望など、豊かな景観に恵まれ、温泉施設、大規模な公園、登山やハイキングコース、博物館、ワイナリーなどの観光レクリエーション施設も数多く分布しています。