山形県のほぼ中央に位置し、面積約80平方キロメートル、人口は約8,000人の町です。
町の中央を南北に最上川が流れています。最上川三難所(碁点・三河瀬・隼)の下流にある大石田は、陸路と水路の接点という地の利から、かつては最上川最大の舟着場として栄えました。
最上川沿いには、舟運文化を偲ばせる白い塀を描いた特殊堤防が作られているほか、旧家には蔵や江戸時代から伝わるお雛様などが残り、今も当時の名残をとどめています。また、水と緑の豊かな景観に恵まれ、松尾芭蕉や齋藤茂吉、小松均など数多くの文人や画家が足を運んでいます。