和歌山県のほぼ中央部、日高川河口右岸から海岸線に沿って展開する町で北及び北西は日高町、東は御坊市に接し、南は黒潮おどる太平洋に、西は紀伊水道をへだて四国徳島をのぞむ瀬戸内海の南の入り口となっています。
面積12.79平方kmの町で和歌山県下で太地町に次いで狭い町です。
太平洋に面する砂州海岸には、全長約4.5キロメートル、幅最大500メートルの近畿最大の松林「煙樹ヶ浜(えんじゅがはま)」があり、大正末年にこの地を訪れた近藤浩一路画伯が、雲煙模糊たる長汀と青松の景観を見て、この名前をつけたと言われています。