有限責任社員と無限責任社員から構成される組合に似た組織形態で法人格を有し、会社法においては、持分会社の一類型とされる。合資会社は(資) と略される。
有限責任社員は、株式会社などの社員・株主のような間接有限責任ではなく、直接有限責任社員となる。ただし、会社に対し出資を履行した場合はその価額の分については間接責任となる。
一般的に合資会社は昔からの酒造・醸造会社など小規模なものが多数を占め、 90年代後半より最低資本金制度撤廃までに設立された業種は IT、インターネット関連会社が多い。現在では合資会社に代わり、新たに導入された合同会社の設立が増えています。