平戸島、生月島、大島、度島、高島の有人島及び九州本土北部の沿岸部に位置する田平町と周辺の多数の島々で構成されています。
豊かな海に囲まれたまちである平戸市は、豊かな自然環境に恵まれ、農水産業を主幹産業に、観光都市として広くその名を知られ、西海国立公園の北の玄関口として年間百数十万人もの人が訪れています。
平戸の歴史は古く、遠い昔から海を通じてアジアと結ばれていました。戦国時代から江戸時代初期にかけては、オランダをはじめヨーロッパの国々との交流が盛んに行われ、「西の都フィランド」と呼ばれるほど貿易港として繁栄を極めました。当時をしのぶ史跡は、今も市内のあちこちに残され、異国情緒を漂わせています。