本町は、宮崎県のほぼ中央に位置し、宮崎市から西方約20km、大淀川の支流・本庄川をさかのぼったところにある中山間地域で、東は国富町、南東は宮崎市高岡町、南西は野尻町、西は小林市須木村、北は西米良村に接しています。
総面積9,521haのうち約80%が森林で占められ、住宅及び農地等は町の東に広がる平野部に集中しています。
道路は町の中心部から放射状に伸びており、主要地方道宮崎・須木線、主要地方道都農・綾線、一般県道田の平・綾線、一般県道高岡・綾線等が、主要な幹線道路として近隣市町村と連絡する重要な役割を担っています。
地勢は、西部・北部・南西部ともに険しい九州中央山地に連なり、東部が開けて宮崎平野に続いています。
九州中央山地に連なる綾北川・綾南川に囲まれた地域は、わが国有数の照葉樹林帯が広がる地域であり、昭和57年5月に九州中央山地国定公園に指定され、鳥獣や魚類の棲息・植物の生育地となっています。