八代市は、平成17 年8 月1 日、旧八代市と旧八代郡内の千丁町・鏡町・坂本村・東陽村・泉村の1市2町3村が合併し誕生しました。(人口は平成25年3月末現在、132,775人)
県都熊本市の南約40kmに位置し、西は八代海に臨み、北は八代郡、宇城市、上益城郡、下益城郡、東は宮崎県東臼杵郡、南は球磨郡、葦北郡に接しており、日奈久断層崖によって山間地と平野部に区分され、全面積の約70%が山間地、約30%が平野部で形成されています。
山間地は、泉町の国見岳(1,739m)を最高峰として九州山地の脊梁地帯を形成し、平家落人伝説が語り継がれる秘境五家荘など、歴史と自然豊かな地域を有しています。
平野部は、日本三急流の一つである球磨川や氷川の両水系で形成された豊かな土地が広がり、扇状地や三角州を中心とした沖積平野が形成され、さらに永年にわたる干拓事業による広大な平野を有しています。これらの豊かな資源を活用し、イ草やトマトなど数多くの農産物が生産されています。
恵まれた自然条件に加え、臨海工業用地の造成や港湾施設の充実が図られ、早くから大企業の工場が進出し、県下有数の工業都市としても発展しているところです。