北海道の南西部に位置し、北海道文化発祥の地といわれる江差町。
江戸期のニシン漁最盛期には「江差の五月は江戸にもない」といわれる程繁栄を極め、北前船交易によりもたらされた江差追分などの伝統芸能や生活文化が数多く伝承されています。
中央部を厚沢部川が流れて2分し、東部は山岳が多く笹山、元山があって笹山が町境で分水嶺をなし、山ろくは丘陵になって海岸に迫っている。この沖合500mに浮かぶ"鴎島"は自然の良港を形づくり、市街地は、この対岸に発達していて、北部は厚沢部川流域を中心に水田耕作地として発達している。