福岡県南部八女郡に位置し、東は刑部谷の諸山をもって八女市上陽町に界し、南は長峰山脈をもって八女市に接し、西は筑後市、北は久留米市に界する耳納山系に囲まれた通称広川谷と呼ばれる広川盆地をなす地域である。比較的温暖な気候で、発心山に源を発する広川が東から流れ、その流域に細長い盆地性の平野をつくり筑後川に注いでいる。
町の中央部を国道3号線が南北にはしり、これと並行して東部に県道82号線(久留米立花線)、西部には国道209号線がはしっている。
さらに、県道84号線(三瀦上陽線)が、町の中央部を東西に横断しており、これらを基幹として、縦横に町道をめぐらせている。
また、町のほぼ中央を九州縦貫自動車道がはしり、町内に広川サービスエリア及び平成10年度に開通した広川インターチェンジを有している。
久留米市まで25分、西鉄電車に乗り継げば、福岡市内まで約1時間、さらに高速道路を利用すれば福岡市までの時間短縮が可能であり、交通の便には恵まれた位置にある。