北九州市と行橋市の間に位置する人口約3万6千人、面積46.6平方キロメートルの町です。
東は周防灘に面して、国際貿易港・苅田港と広大な臨海工業地帯が広がっています。また苅田港沖には北九州空港があり、苅田港、東九州自動車道苅田北九州空港インターチェンジと併せ、陸・海・空の交通結節拠点となっています。
一方、西はカルスト台地平尾台に連なり、国の天然記念物青龍窟や広谷湿原など豊かな自然があります。
市街地には邪馬台国伝説にまつわる三角縁神獣鏡を出土した国指定の石塚山古墳や御所山古墳をはじめとした多くの古墳や遺跡も点在しています。
祭の歴史も古く、修験道の祭・等覚寺松会(国指定重要無形民俗文化財)は千年、苅田山笠(県指定無形民俗文化財)は五百年の伝統があります。
こうした自然・文化・歴史や産業が調和し、充実した交通インフラがもたらすネットワークを生かして、人・もの・情報・文化が交流するまちづくりを進めています。