筑後市は、筑後平野の中央に位置する田園都市です。博多からJR鹿児島本線を利用すると約45分、九州新幹線を利用すると約24分、車で九州自動車道(八女インターチェンジ)を利用すると約1時間の距離にあります。
市街地はJR羽犬塚駅と国道209号、国道442号沿線を中心に形成されています。この地は、古くから西海道が通じる交通の要衝でした。薩摩(坊津(ぼうのつ)街道は、それぞれの地域の文化をもたらし、古来の文化をベースに磨かれた独自の文化を生み出しました。
南部には八女市の山間部を源とする矢部川の清流が流れています。矢部川ではハヤやアユ、山太郎ガニ(モクズガニ)が取れ、河畔には観光のメインスポットである船小屋温泉郷があり、ここの湯は日本有数の炭酸含有量を誇っています。