東海市は昭和44年4月に上野町と横須賀町の合併により、愛知県下23番目の市として誕生しました。
風光明媚な知多半島に位置し、名古屋市に隣接する好立地を生かして発展してきました。
特に、昭和14年に愛知製鋼が電気炉を建設したことに始まり、昭和36年に新日本製鐵が、翌昭和37年には大同特殊鋼が次々と工場を建設し、一大鉄鋼基地が生まれました。
一方、花王国・愛知の中でも東海市は洋ランの生産が県内有数の生産量を誇っています。
高度経済成長期に施設栽培が導入され、またバイオテクノロジー技術の進歩によって、需要の多い年末から正月にかけて花を咲かせることに成功し、洋ランの町として知られるようになりました。更に農業センターを中心に品種の開発に取り組み、新しい洋ランを発表しています。
意外と知られていないのが、東海市が「フキ」の生産量が全国一だと言うことです。季節を感じさせるヘルシーな食品として最近では人気の的。
栄養成分はあまりないのですが、カリウムと食物繊維が豊富に含まれているため、高血圧症や大腸ガンなどの成人病予防に効果的な食物です。
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